色物といえども、やるからには徹底的に

新宿カスタム店では、完成車をご購入の際、パーツ交換を工賃無料で行うサービスを行っております。

また、「自転車カスタムの楽しさとこだわりを両立した情報発信」というテーマのもと、「楽しさ」を実現させるため、カラーパーツコーナーを設置しております。

 

そんな新宿カスタム店に、ある日、一人のお客様がご来店されました。

 

「ピンクの自転車が欲しいんです」

 

お話を伺うと、恋人へのクリスマスプレゼントに、自分の分とおそろいのピンクのロードバイクを贈りたいとのこと。それも、徹底的にピンクにコーディネートされたバイクを。

 

 

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ベースモデルとしてお客様からご指名をいただいたのは、「GIANT SCR-1 (2010モデル)」。

コストパフォーマンスに優れたジャイアントのロードバイクで、カップルの方で同じモデルを選べるサイズ展開があることが、今回の選定理由です。

このSCR-1に使われている部品のうち、黒いものを徹底的に排除。ラインナップにある限りピンクのパーツを載せ、ピンクがない部品については白でまとめる、というものです。

 

なかなか今までにないご依頼に、スタッフも当初は困惑していました。

それでも、新たな方向性のカスタムに私たちも興味津々。持てる力を投入して、お客様の要望を叶えさせていただくことになったわけであります。

 

さて、排除したい黒い部分を列挙していくと、

・ホイール

・タイヤ

・ハンドル

・ステム

・サドル

・シートポスト

・ブレーキブラケット

・シートクランプ

と多岐にわたります。

このうち、タイヤ、ハンドル、ステム、サドル、シートクランプは比較的容易に交換手段が思いつきます。残る部品をどうするかが課題となります。

 

完組ホイールをあらかた探し回ってみましたが、ピンクのホイールなんてどこにもありません。

「なら 組もう」

という訳でして、現在連載中の「パステルシャウラ」のように、ピンクのリムとスポークからホイールを組み立てることにしました。


シートポストに関しては、一見選択肢が広そうです。当店でも、白いシートポストはいくつか在庫をしています。

ところがぎっちょん!

SCR-1のピラー径は、ロードバイクではきわめて珍しい30.9mm!MTBでは市民権を得つつある、いわゆるスペシャサイズです。

わたくし(石澤)、じつはMTBを2台(スペシャライズド・S-WORKS M5/サンタクルズ・ブラー)所有しているのですが、どちらもピラー径は30.9mm。

なのですが、いままでに白い物を見たことはありません。ピンクはもっとありません。

なので、今回はシムを使います。シートチューブに薄い金属製のカラーを入れ、本来より細いシートポストを使えるようにするアダプタ--です。

シムを使えば、白いモデルが存在する27.2mmのシートポストが使えるわけです。


そして、ブレーキブラケット。シマノのSTIには、ブラックしかありません。普通であれば、黒のままあきらめるしかない部分です。

が、当店はカラーパーツコーナーを展開する、新宿「カスタム」店。これもピンク色にしてしまいましょう。


そんなこんなで・・・出来上がった、

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GIANT SCR-1 新宿カスタムバージョン!

 

濃密なピンクで固められているバイク、というだけでもインパクト大ですが、それが2台。そこにあるだけで、圧倒的な存在感を放っています。

 

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統一感溢れるピンクで固められたハンドル周り。

ハンドルとステムはホワイトとし、さわやかな印象にしました。

 

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ペダルは当然のようにピンクですが、チェーンもやってしまいました。

YBNのSFL-H10を投入しています。

 

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Hudzのブラケットカバーには、105用のピンクのラインナップもあります。

使わないわけにはいきません。このために発注をかけました。

 

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CANE CREEKのシムを使用して取り付けた、FSA SL-220シートポスト。シートクランプとテールライトもピンクにしました。

サドルは、お客様からのご指名で、Fizi:k ALIANTE GAMMAのホワイトを取り付けました。

 

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このバイクのために組んだオリジナルピンクホイール。 リムとスポークの色が良くマッチしています。

タイヤはコントラストを重視してホワイトを選択。まるでストロベリーとバニラのような色合いがかわいらしい雰囲気を演出しています。

 


 

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単にピンクづくしというだけでもかわいいのですが、今回はブレーキインナーのエンドキャップに「トンボ玉」 を入れてみました。

さりげない演出こそ粋というもの。かわいらしい小さなパーツです。

 

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さりげない演出その2、カラーアルマイトのバルブキャップです。

他のピンクとはちょっと違う、大人の色が全体を引き締めます。




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ヘッドキャップやスペーサーも黒かったので、PROのホワイトのヘッドキャップ、タイオガのピンクスペーサーを投入しました。

また、アクセサリーにも妥協は許しません。
PROのワイヤレスメーター「SX-4W」、Knogの「BOOMER」フロントライトも当然のようにピンクです。

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こうして組み上がったSCR-1 カスタム仕様。早速お客様にお見せしたところ、


「かわいい〜〜♡」

聞いているこっちが恥ずかしくなりそうなほどの「かわいい〜〜♡」のラッシュを浴びてたじたじです。
ちなみにこのバイク、お渡しの直前まで、当店の入り口付近に展示していたのですが、お客様の反応は、
男性:30%が足を止め、70%は素通り
女性:80%が足を止め、20%がスルー
カップル:95%が釘付け
お店にこの自転車を展示しているあいだじゅう、そりゃあなんど「かわいい〜〜♡」の声を浴びたもんだかわかりません。
そりゃあそうでしょう。いつもは地味〜なバイクが並んでいる当店の一等地に、こんなかわいらしいバイクが、しかもペアで並んでいるわけですから。
そして、お渡しの当日。
この自転車はサプライズプレゼントですので、渡される側は存在を知りません。
ピンクのバイクを渡された男性がどんな反応をするのかな?と思っていると、お店の入り口から響き渡る
「かわいい〜〜♡」
の声。どうやらお気に召していただいたようであります。
お渡し説明のあいだじゅう、お二人からは「かわいい〜〜♡」の声が止むことはありませんでした。


こんなカスタムができるのも、当店ならではです。
当グループでは、完成車をご購入頂くと、一定金額(ブランド/モデル・お支払い方法により異なります)のクーポン券をおつけしております。
それに加え、当店だけのサービスといたしまして、完成車と同時購入のパーツは組み付け工賃無料。さらに、ご不要なパーツのうち、買い取りが可能なものは定価の30%で買い取りをしております。今回のスペシャル仕様でも、このシステムを最大限に利用することで、金額を抑えることに成功しました。

自転車カスタムは、お客様のアイデアと我々スタッフの技術で無限大に発展していけるものです。
お客様のご要望を、可能な限りかなえる、それが、YsROAD 新宿カスタム店なのです。

Author:Ishizawa
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